2017年の冬至っていつ? なんでゆず湯に入るの? かぼちゃを食べる意味、由来は?
12月に入りすっかり冬支度。そんな時期に冬至はやってきます。
冬至にはかぼちゃを食べゆず湯に入る
そんな風習がありますが、これはなぜだか知っていますか?
今回は・2017年の冬至はいつなのか?
・冬至にゆず湯に入ったりかぼちゃを食べる意味や由来
についてお話していきます。
冬至について深く理解することによって、冬至の日の過ごし方や感じ方
変わってくるかもしれません。
2017年の冬至はいつ?
2017年今年の冬至は12月22日(金曜)になります。
冬至とは一年の中で日照時間がいちばん短くなる日。
この現象は太陽がもっとも南に位置し北半球が太陽に当たる時間が短くなることから起こります。
(ちなみに夏至はこの逆になり一年の中で昼間の時間がいちばん長くなる日になります。)
そしてこの冬至を過ぎると少しずつ日が長くなり「太陽が生まれ変わる日」ととらえられていました。
悪いことが続いたあとにようやく物事がよい方向に向かうことなど
陰が極まりまた陽に帰る日という意味の「一陽来復」とも言うようになり
「一陽来復」の日からは運気が上がりはじめるとも言われていました。
なんとなく冬至の日を通り過ぎてしまっていた人も多いと思うけれど
こんなふうに冬至について知ることができると、大切な日なんだなって思うようになりますね。
なぜ冬至にゆず湯に入るの? 由来やその意味とは!?
冬至にはいろいろな風習がありますが、ゆず湯に入るというのも有名なひとつです。
もともとは運を呼び込むまえに厄払いをするという意味や由来がありましたが
一陽来復のために身を清めて新年を迎えるための風習だったようです。
柚子の香りは強いため、邪気がおこらないという説もあります。
また、ゆずは融通(ゆうずう)が効く 冬至は湯治という語呂合わせから
融通が効く湯治=柚子が効く冬至 とも言われていました。
こういうことも知ると面白いですよね。
今年はゆず湯に入ろうって思えるかもしれませんね。
<ゆず湯の入り方>
ゆず湯は家庭によってもやり方は違うかもしれませかんがいくつかご紹介しますね!
・そのまま柚子を入れる
お風呂の中に丸ごと柚子を入れてしまいます。
ただ買ってきた柚子は農薬がついている場合が多いので洗ってから入れましょう。
香りを楽しむためには少し多めに。
・ガーゼなどの袋へ入れる
柚子をカットして袋へ入れます。
香りを出すには4分の1か輪切りかお好みで細かめに。
お風呂の中が汚れずにすむので、私はこのやり方がいちばん好きです^^。
・カットしてそのまま
これはいちばん柚子の香りがしますが、お風呂の中がかなり汚れるので
掃除が面倒くさいなと思えば避けた方がいいかも。
冬至にかぼちゃを食べるのはなぜ? 由来と意味は?
冬至にかぼちゃを食べるのは主流になっていますが、なぜかぼちゃなのか?
その由来や意味をご存知ですか?
さきほどもお話したように冬至は一年でいちばん日が短くなる日、太陽の力が弱まる日
ですが、「一陽来復」といってこの日から日が長くなり運気も上がってくると言われています。
そしてさらに運が上がるようにと、冬至では「ん」がつくものを食べていました。
冬至の食べ物の風習「ん」のつく食べ物で開運する!?何食べるべき!?
それを「運盛り」といい、特に「ん」が2つずつ入っているものはより運が上がる
と言われ、れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)
などを好んで食べていました。
かぼちゃは?
かぼちゃのことをなんきん(南瓜)というところから同じように「ん」がつく食べ物
として食べられていました。
かぼちゃはビタミンなど栄養がたっぷりで、寒い冬に風邪をひかないように
病気にならないように、また厄除けや長生きを願うという意味からも
たくさん食べられていたようです。
冬至にはほうとうを食べる習慣もありますが、ほうとうには「ん」のつくもの
(かぼちゃ、にんじん、れんこん、ぎんなん、うどんなど)が入っているため
本当に運が上がる感じがしますよね。
今年の冬至は絶対にほうとうを食べたい!^^
関連:穴八幡宮「一陽来復」お守りとその貼り方!アクセスと混雑状況は!?
冬至のまとめ
いかがでしたか?
かぼちゃ、ゆず湯、冬至について深く知ることができると
これからの冬至の日を大切に過ごしたいと思いませんか?
運盛りのメニューで寒い冬を元気に過ごされてくださいね!